生徒

(最後)僕が考える教育とは?

こんにちは、松山市鷹子町にある

学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です!

 

これまで5回に渡って「僕が考える教育とは」

というテーマでブログを書きまして、ついに今回で完結です!

 

これまでのまとめです!

・教育とは『生きていく力を身につける環境を整えること』である。(第一回ブログはこちら!)

・これからの時代に必要な力とは『その場の状況に合わせて対応する力』である。第二回はこちら!)

・対応力を身につけるための3ステップは①決断、②実行、③振り返りである。(第三回はこちら!)

・実行の経験は「実行に集中しやすい環境」で身につけよ!(第四回はこちら!)

・振り返りが大事な理由は2つある!(第五回はこちら!

そして、今回は「環境を整える」についてです。

環境を整えるとは

第一回のブログで「教育とは『生きていく力を身につける環境を整えること』である」と定義しました。

生きていく力は、第二回から五回で説明させていただきました。

そして最後の「環境を整える」とはどういうことなのかを説明したいと思います。

教えるんじゃないの?

「『教育』って『教えること』じゃないの?」

と思われるかもしれません。

一般的には「教育」=「勉強を教えること」という認識があると思います。

 

しかし、僕は「教育」=「教えること」ではないと思っています。

「生きていく力」を「教えること」で身につけることができるのでしょうか?

「勉強を教えること」で「生きていく力」が身につくのでしょうか?

僕は「生きていく力」は「体験すること」でしか身にけることができないと考えます。

大人ができることは、黙って手を差し伸べることだけ

 

生きていく力を身につけるための体験するためには、環境が必要です。

自分で決める自由があり、実行できる場所があって、振り返りの機会がある環境のことです。

そして、その環境を用意することが教育であると考えます。

 

環境を与えて、あとは子どもたち自身で体験して学びを深める、

大人は体験して学ぶ姿を見守り、助けが必要な時だけ手を差し伸べる。

 

手を差し伸べるタイミングや支援の度合いは

子どもによって違うし、その日の子どもの状態によっても違うので、加減がとても難しいです。

でも、難しいからこそ挑戦する楽しさがあり、難しいからこそ価値があるだと思います。

子どもの成長を喜べる大人になりたい

理想の教育の形は、教えずとも勝手に子どもが育つ環境を提供することです。

すべての子どもたちの可能性を伸ばせる環境を作り上げることです。

そして、成績が上がった下がったで褒めたり叱ったりするのではなく、

体験から学んだ子どもたちの成長を、心の底から喜べる大人になりたい。

これからも塾生と共に僕も体験し、学びを深めて、理想の大人になれるようがんばります。

 

これにて完結!