(続)対応する力の身につけ方
こんにちは、松山市鷹子町にある
学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です!
これまで2回に渡って「僕が考える教育とは」
というテーマでブログを書きまして、今回が第3回になります。
一旦まとめます。
・教育とは『生きていく力を身につける環境を整えること』である。(第一回ブログはこちら!) ・これからの時代に必要な力とは『その場の状況に合わせて対応する力』である。(第二回はこちら!)
そして、今回のテーマは
『どうやったら、その場の状況に合わせて対応する力が身につくか?』
です。
対応力を身につける3つのステップ
どうして対応力が必要なのかは前回のブログで述べた通りです。
これからの時代では、単純作業のほとんどはAIやロボットが代わりにやってくれるようになり、
単純作業の労働価値は低くなっていくことが予想されます。
それに対して、ヒトの「感情」や「心の動き」に対して、
柔軟な対応が求められる労働の価値が上がっていきます。
この対応力を身につけるためには、
3つのステップをふむ必要があります。
その3つのステップとは、
①決断する、②実行する、③振り返りをする
のスリーステップです。
経験の積み重ね
対応力とは、目の前の状況に対して、
① 自分の判断でベストな回答を出し(決断する経験)
② 行動に移し(実行する経験)
③ その結果を評価して、次の場面に生かす(振り返る経験)
ことができる力のことです。
この①〜③の経験を積み重ねることで、「対応力」を身につけることができます。
逆に言えば、①〜③のどれかが欠ければ「対応力」は一生身につきません。
決断する力
まず、①の「自分の判断でベストな回答を出す」には、
誰の指示もなく自分で決断する経験が必要です。
いつも指示されたことをやっているだけだったり、正解をもらうことに慣れている人は、
自分で決断する経験が足りないため、自分で判断し、決断することができません。
どんな些細なことでも「これをやる」と決断する経験を積み重ねることで、
ステップ1の決断する力が身につきます。
ファタリタで決断力が身に付く
ファタリタの塾生は、テストの計画から1日のスケジュールまで、全て自分で決断します。
「今日は社会のプリントをした後、英語の自主ノートをやります」
「この一週間で、理科と社会と数学の教材を一通りやります」
と自分で決断する機会を与えます。
もちろんアドバイスはしますが、最終的に何をするかは塾生に全て任せます。
「ああしなさい」「こうしなさい」という命令は一切ありません。
そうすることで、ファタリタの塾生たちには自然と「決断力」が身につくのです。
残りの2つの力については、また次の回に!
家庭での身につけ方
決断力は家庭で身につけることが可能です。
むしろ家庭での親子のやりとりが一番大切です。
親はどのような声かけをすればいいのか?
どのような姿勢で子どもに接すればいいのか?
詳しく知りたい方は、ぜひライン@に登録してご相談ください!
[…] ・教育とは『生きていく力を身につける環境を整えること』である。(第一回ブログはこちら!) ・これからの時代に必要な力とは『その場の状況に合わせて対応する力』である。(第二回はこちら!) ・対応力を身につけるための3ステップは①決断、②実行、③振り返りである。(第三回はこちら!) ・実行の経験は「実行に集中しやすい環境」で身につけよ!(第四回はこちら!) […]