初めまして。講師の天野祐方(あまの ゆうすけ)です。
ファタリタの元塾生(第一号!)だったので、最も塾生の近くに寄り添える立場にいると思います。
僕は、高校2年生からファタリタに通い始めました。それまでは中学、高校で「先生」を、全く信用していませんでした。なぜかというと、何をするにしても決めつけられる、と感じたからです。先生は、僕が何を言っても、「それは違う。言い訳するな」と答え、まともに取り合ってくれませんでした。
一方で、塾長の第一声はいつも「どうしたの?話を聞かせくれるかな。」でした。自分の意見を一切入れず、全力で話を聞いてくれました。その上で、的確なアドバイスをしてくれました。そして、一緒に自己分析をしてくれました。自分で好きなように考え、それに対して意見をもらう日々の中で、自分の色々な側面を発見することができ、とても楽しかったです。
すると今まで大人を信用してこなかった僕が、初めて建前でなく、真の意味で大人を信頼することができました。信頼できる人のもとでは、誰とも比較されず評価してもらえるので、楽しく、精神的にリラックスして勉強に取り組むことができました。また、「自分らしく」いることが悪い事ではないと、初めて思いました。それは、僕にとっては「希望」そのもので、僕が真に求めていたものでした。
僕も自分がしてもらったように、学校生活や勉強面で悩んでいる子ども達に、塾生のころの経験を活かし、寄り添い、希望を与えたいと思い、講師をしています。みんなも、ファタリタで一緒に勉強しましょう!