生徒

(続)実行する力の身につけ方

こんにちは、松山市鷹子町にある

学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です!

 

これまで4回に渡って「僕が考える教育とは」

というテーマでブログを書きまして、今回が第5回になります。

な、長い…

そろそろ読む側も飽きてきたのではと思うので、次くらいで完結しようと思います!

 

これまでのまとめです!

・教育とは『生きていく力を身につける環境を整えること』である。(第一回ブログはこちら!)

・これからの時代に必要な力とは『その場の状況に合わせて対応する力』である。第二回はこちら!)

・対応力を身につけるための3ステップは①決断、②実行、③振り返りである。(第三回はこちら!)

・実行の経験は「実行に集中しやすい環境」で身につけよ!(第四回はこちら!)

そして、今回は3ステップの③振り返りについてです。

振り返りってなんなん?

3ステップの中でも圧倒的に大切な振り返り。

でも、ほとんどの人がしない振り返り。

「てか振り返りって何?」って感じですよね。

振り返りは、反省会でもなければ懺悔でもありません。

 

振り返りとは、

「これからを、もっと良くするために行う過去に起こったことの検証」です。

もっと簡単に言い換えれば、

「良かったことをもっと良く、悪かったことを良くするために、何をすればいい考える」ということです。

なんでそれが大事なん?

振り返りが大事な理由は2つあります。

1つ目は目標に向けて軌道修正をするためです。

よかった部分はもっとよく、改善できるところはどうすればいいか考えることで、

目標へ向けて正しい方向へ軌道修正ができます。

 

もし振り返りをしなければ、全然違う方向に進んでいて、

結局目標を達成できず落ち込んで自信を無くしてしまうかもしれません。

目標達成に向けて適切な努力をするために振り返りは非常に大切なのです。

本来の目的を見失わないために

2つ目の理由は、本来の目的を見失わないためです。

個人的には2つ目の理由の方が大切だと思っています。

 

勉強も仕事も、タスクや課題をこなしていると、いつの間にか「やらなくちゃいけない」と思うようになり、

自分以外の他者に「やらされている」という気持ちになってしまいます。

本来は自分のために、自分の人生が楽しくなるようにと始めたことが、いつの間にか「やらされるもの」になり、

苦痛に満ちたものになってしまうのです。

 

振り返りをすることで、「どうして自分はこの課題をしているんだろう?」と原点に立ち返ることができ、

「やらされている」という気持ちから解放され、気持ちよくタスクに取りかかることができます。

振り返りの絶大な効果

振り返りをすることで、より効果的な方法を用いて、

努力する方向性を見失うことなく、目標へ向けて進むことができます。

 

僕も毎日自分の夢や目標をノートに書き、今日は何をしたらいいだろう?

と考えてから仕事に取り掛かっています。

 

ファタリタでも週に一回、一週間の自分の行動を振り返って、

よかったところはもっと良く、悪かったところはどう改善するかを考える機会を設けています。

そして、一週間の行動を振り返り、これからの行動をどうするかを考える中で、

自分は今どの方向へ向かっているのかを再認識することができます。

全ては今を楽しむため

過去は、過去に起こったことを参考にして今をもっとよくするために存在し、

未来は、理想の将来に向けて今をモチベーション高く過ごせるために存在します。

過去も未来も、どちらも今を楽しむために存在しています。

振り返りで過去から学び、これから先のことを考えることで、今が輝きます。

 

テストでいい点をとること、進学することはもちろん大切ですが、

今を楽しむことが何よりも大切です。

子どもたちには今を楽しむための勉強をしてほしいと思います。

 

そして、「教育とは?」の連載ブログも次回でいよいよ完結!?