さえかさん(高校3年生)

合格校:立命館アジア太平洋大学 アジア太平洋学部 アジア太平洋学科

――合格おめでとうございます!今のお気持ちを聞かせてください。

さえか 率直に嬉しいです!

高校受験の時は第一志望が受からなかったので、受かった時は本当に嬉しかったです。

親も先生も友達も、みんな喜んでくれました。

オンラインで面接練習を熱心に指導してくれたAPU(立命館アジア太平洋大学)の先輩方にも、合格の報告ができて嬉しかったです。

200字要約を毎日と小論文を書く日々

――受験勉強では、どんなことをがんばりましたか?

さえか 要約の練習を高校入試用教材の国語のワークを使って、いっぱいやりました。

たくさん練習しました

問題文を読んで、それを200字で要約するという課題を毎日1題取り組みました。

それを添削してもらって、全部で30題くらいやりました。

 

――毎日やっていたんですね!やっていてどうでしたか?

さえか 上手くなってる気はしなかったけど、意味はあると信じて続けていました。

他にも小論文の勉強もしました。

小論文を書いて、添削してもらって、書き直して、を繰り返しました。

小論文は、小論の例文が書いてある参考書と、時事問題の参考書を使って、主に国際関連にテーマを絞って取り組みました。

自分の考えを引き出してくれるスタイルがよかった

それと、面接対策として時事問題の解説をしてもらいました。

ただ一方的に解説を聞くのではなく、意見を聞かれる時間も

週に2回、塾で3テーマくらい時事問題の解説をしてもらい、解説してもらったページの要約や、入試を想定した問題を作成してもらい、それを家に帰って解いて、添削してもらいました。

 

――時事問題の解説、聞いてみてどうでしたか?

さえか 解説を聞くのは嫌いじゃなかったです。

知らなかったことがわかるし、塾長の教え方が「さえかちゃんならどうする?」という、自分の考えを引き出してくれるスタイルの教え方だったので、すごくよかったです。

合格したいから、やらなきゃ!

―― 受験勉強で苦労したことはなんですか?

さえか モチベーションを維持するのが大変でした。小論文や要約の練習をしましたが、本当に上達しているのかがわからず、気持ちのモチベーションが上がりませんでした。

 

―― どうやって乗り越えましたか?

さえか やらないと始まらないし、「合格したいからやらなきゃ!」という気持ちでなんとか取り組むことができました。

 

―― 試験本番で苦労したことは?

さえか 新型コロナウイルス対策のため、自宅で受験をしましたが、気持ちを切り替えるのが大変でした。

自分の意思を貫く強さを手に入れました

―― 今回の受験を通して、どんな力が身につきましたか?

さえか 自分の意思を貫く強さを手に入れたと思います。

当初はほとんどの先生から反対されました

この大学を受けたい、と学校の先生に相談したとき、ほとんどの先生から反対されました。「この大学は難しいから、他の大学に行った方がいい」とも言われました。でも、どうしてもAPUに行きたかったので、先生の反対を押し切り、受験することを決めました。初めは支持を得られませんでしたが、英語検定の勉強や、入試に向けた勉強を進める中で、私の本気が伝わったのか、徐々に周りの人たちもサポートしてくれるようになりました。

色んな大学を検討し、志望校をたくさん変えましたが、国際系の分野に進むことだけは、変えずに貫いてよかったです。

大事なところはブレずに、変わらずにいることができてよかったです。

ファタリタは、自分の考えを引き出してくれました

――ファタリタのいいところはどんなところですか?

さえか  先生がみんな優しくて話しやすいところです。塾長だけでなく、他の先生たちも話しやすくて、学校であった嫌なことなどが浄化されました。

それと塾っぽくないところがよかったです。みんなで集まって、ただおしゃべりをする時間もあって、アットホームなところがよかったです。

ビリギャルの坪田先生のファンなので、コミュニケーションをたくさんとってくれるファタリタがとてもよかったです。

 

――ファタリタでの学びを一言でお願いします。

さえか  ファタリタは、自分の考えを引き出してくれました。考えがまとまってなくても、塾長の質問に答えていけば、段々と考えがまとまっていき、最後にはちゃんとした言葉となって出てくるようになりました。

だんだんと言葉が出るようになりました

生徒第一だからこそ、卒塾生の大学生と話をする機会を作ってくれたり、SDGsの勉強会を紹介してくれたり、志望大学の在学生と連絡を取れるようにしてくれたり、他のところではやってくれなさそうなことでも、何でもやってくれました。

しっかりと目標をもって自分の行きたい学校を目指して欲しい

――では最後に、これから受験を迎える後輩たちにメッセージを!

さえか どこでもいいじゃなくて、しっかりと目標をもって自分の行きたい学校を目指して欲しいです。可能性が低いとか言われても、どうしても行きたいところであれば、行ける方法を探して努力してほしいです。

そして、ちゃんと勉強してほしいと思います。やればやるほど身につくので、勉強は大事です。

保護者の方から

お世話になっております。
さえかがAPUという行きたい大学を見つけられたことも、APU に合格できたことも末田先生のお力なしではあり得なかったと感謝してます。
熱心に丁寧にご指導いただきありがとうございます。


さえかが1回目の推薦でダメなら愛媛大学にするか、APUを何度も挑戦するか迷ってた時期もありましたが、先生の言葉で覚悟を決めたように思いました。最終的に専門学校になろうとも、行きたいと思う大学に挑戦できるすべて挑戦したいし、それでダメなら諦めが着くと決断したようです。


さえかは入学してからが他の学生との学力の差で苦労するとは思いますが、自分で選んだ道なのでなんとか食らいついてくれると信じています。

塾長から

受験に合格するためには、勉強の内容やテクニックも大切ですが、絶対に必要な要素の一つが「最後まで諦めない気持ちの強さ」です。

教える側はいくらでも情報を提供し、勉強を教えることができます。

でも、当の本人が「できない」と思っていたら、いくら教えても意味がありません。

さえかちゃんの挑戦は、正直なところかなり難しい状況だと思っていました。

でも、「絶対に行きたいんです」と涙を流しながら訴える姿を見て、「もしかしたら」と考えが変わりました。

現代社会の知識はほとんどなく、基礎の基礎からの説明でしたが、どんどんと知識を吸収し、日を追うごとに筋の通った意見を言えるようになっていきました。

面接練習も、最初は志望理由も満足に言えない状態でしたが、推敲に推敲、練習に練習を重ねて、見事に合格を勝ち取ることができました。

「最後まで諦めない」という意思の強さを持った塾生が多いのがファタリタの特徴ですが、さえかちゃんはその中でもトップレベルの意思の強さを持つ塾生でした。

来年度からは新天地で持ち前のコミュ力を発揮し、たくさんの友達を作り、社会に羽ばたいていってくれるでしょう。

さえかちゃんの新たな挑戦を、いつまでも応援しています!