学習塾ファタリタは、効率の悪い塾です。
効率のいい塾さんは、集団授業をメインにしています。
集団授業なら講師ひとりに対して何十人の生徒に指導をすることができます。
個別学習も、講師ひとりに対して5〜6人指導する塾さんもあります。
ビジネス的な視点から言えば、講師ひとりあたりの生徒数が少ない塾が「効率がいい塾」と言えます。
一方のファタリタは
一方ファタリタは、
塾生との対話は必ずマンツーマン。
個別学習の時間もマンツーマン。
AIを使った分析的な指導もありません。
塾生ひとりに対して講師ひとりの体制です。
ビジネスの観点からすると非常に効率が悪い塾です。
どうしてこんなに効率が悪いことをやっているのでしょうか?
もしかして塾長はバカなのでしょうか?
マンツーマンにこだわる理由
どうしてファタリタはマンツーマンにこだわるのか。
それは、「塾生ひとりひとりの本音が聞きたいから」です。
みんなが見ている前で、ふつうは本音で話しません。
卒業文集の将来の夢の欄に
「将来のことなんかわからんし、何に興味があるかもわかりません」
とは、ふつう書きません。
勉強に困っていたり、人間関係に悩んでいたりすることを、
友達がたくさんいる前で大きな声で発表したりも、ふつうはしません。
人が本音で話す時は、ほとんどの場合、1対1の時です。
みんなの前で本音は出てこない
自分と相手しかいない場所、時間だから、本音で話すことができます。
「本当は、高校受験のことよくわかってないんです」
「本当は、勉強なんて全然したくないんです」
「本当は、なりたいものなんて全然ないんです」
こうした本音は、みんなの前では出てきません。
でも、本音にこそ、子どもたちの心からの悩み、願いが隠されています。
本音が出せる1対1にこだわる
僕たちは、心からの悩みを解決し、願いを叶えるサポートがしたい。
だから、効率が悪くても、本音が出せる1対1にこだわります。
心からの悩みがわかれば、
解決に向けたピンポイントの効率の良いサポートをすることができます。
心からの願いがわかれば、
モチベーションが最も上がる目標設定のお手伝いをすることができます。
ビジネス的な観点で言うと、1対1はものすごく効率が悪い。
でも、心からの願いをサポートできるのは、集団授業ではなく、1対1だけ。
心からの願いを叶えてほしいからこそ、僕たちは効率の悪い塾であり続けます。