農業体験してきました!
こんにちは、松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)の塾長の末田です。
見えにくいですが、きんかん持ってます。
先日、整体院カラダコンサルの村上舞都さんに連れられ、農園見学に行ってきました!
なんでも、整体院のお客さんが農地を持て余しているらしく、自由に使っていいと言ってくれたそうです。
あえてあまり人の手を加えない自然農法で育ったきんかんはとってもジューシーで、程よい酸味と甘さでした!
またいつでも連れて行ってあげるよ!とのことでしたので、これからちょくちょく出没予定です。
つながりを断つ時間
農業体験の良さは、自然とふれあうことで生まれる、「つながりを断つ時間」にあると思っています。
今の時代はインターネットがあるので、ずーっと誰かや何かと繋がりっぱなしです。
ライン、フェスブック、ツイッターなど、インターネットは常に自分と誰かをつなげていてくれます。
もちろん、とても便利なことではありますが、反面ずーっと誰かとつながっていると疲れてしまいます。
誰かの返信やいいね!など、相手の反応を待っている間は、常に心が緊張している状態です。
学校や仕事に出かけている間ならまだしも、家に帰ってからもずっと緊張している状態では、良質な休息を取ることはできません。
常に誰かとつながっている現代社会では、意識的に「つながりを断つ時間」を設ける必要があります。
農業体験の時間は、外部とのつながりを断つのにとても有効な手段です。
その理由として、作業中にスマホを触る機会が少ないことが挙げられます。
スマホを携帯して作業することもできますが、汚れた手でスマホを触る気にはあまりなりませんし、
スマホをする際には片手がふさがってしまうため、作業中にスマホを触ることはできません。
作業中はスマホに触る機会がほとんどないので、その結果相手の反応を待つことに注意が向かず、作業に集中することができます。
作業の後に得られる充実感は、外部とのつながり感覚が薄れ、一時的に緊張状態から解放されたことにも関係があると思っています。
意識的につながりを断つ
私たち人間は、無意識のうちに人とのつながりを求めて行動を起こしています。
目の前の楽しい関係やつながりに囚われ、先のことを考えた行動ができなくなってしまいます。
スマホはその典型のようなもので、上手く自分をコントロールできないと、
便利どころかスマホによって自分の生活を支配されてしまいます。
塾生たちの多くはスマホを持っていて、彼らも同様についついスマホをやりすぎてしまうことがあるそうです。
学習塾ファタリタでは、毎週のミーティングで勉強以外にも、
スマホの使い方や人との付き合い方などについて話し合います。
「ゲームアプリをアンインストールする」
「画面を白黒にする」
「勉強中はラインの通知を切る」
「スマホを触らないようにするアプリをインストールする」
などの工夫が挙がり、前よりもスマホを触る時間が短くなったという報告もあります。
塾長も『スマホをやめれば魚が育つ』というアプリを使って、
塾生とどっちがたくさん魚を育てられるか競争しています。
思いの外面白くて仕事が捗っています(笑)
誤解して欲しくないですが、僕はスマホを使うなと言っているわけではありません。
非常に便利で優れたツールなので、ぜひとも使いこなして欲しいと思っています。
そして同時に、子どもたちに自分の生活を自分自身でコントロールする力を身につけて欲しいと思っています。
外部とのつながりが必要な場面で適切にデバイスを使え、休息が必要な場面では適切に休息がとれ、
常にエネルギーに満ちた生活を送れるようになって欲しいです。
ただ、どうしてもスマホをやめられない人は農業体験するといいですよ!
外の空気に触れながらの作業は最高です!パ◯ドラよりも面白いですよ!
ファタリタ農業体験
学習塾ファタリタでも、近々農業体験学習ができたらと思っています。
スマホではなく土を触り、ラインの相手ではなく自然と向き合う。
学びは教室だけでなく、どこででも得られるということを伝えられたらと思います。