1学期末テスト対策勉強会

1学期末テスト対策勉強会終了!

松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)で、

6月24日、25日の二日間に渡って行われた1学期末テスト対策勉強会は無事終了しました!

述べ15名、合計12時間の勉強会となりました!

みんな、お疲れ様!

『授業をしない』学習塾

学習塾ファタリタでは、基本的には『授業』はしません。

セルフラーニングシステムで自学力を高めて、自己解決能力を高める学習スタイルを採用しているため、

講師が複数人に向けて講義をしたり、個別指導をするのがメインの学習塾ではありません。

自立学習までのサポートが必要な塾生を対象にした個別学習コースはありますが、

あくまで自立学習のためのサポートであり、オプションという考えです。

もちろん今回のテスト対策勉強も、こちらから授業の提供を持ちかけることはありませんでした。

『授業をしない』学習塾である理由

授業をしない理由は、自学力を高めて欲しいという理由もありますが、もう一つ教育上の大きな理由があります。

それは『能動的に学習に臨んでもらうため』です。

自ら積極的に学び取ろうとする姿勢は学習の質を劇的に高め、『価値ある学び』を与えてくれます。

逆に学習に対して消極的な姿勢であれば、どれだけ勉強をしたところで学びはほとんどありません。

 

塾が授業をすることをメインにすると、どうしても塾生は「与えられている」という態度で授業に臨むようになってしまう。

これはアルバイトの塾講師時代に抱えていた悩みの一つでした。

こうなってしまう原因は、塾生が授業を「与えられている」という態度で臨むようになってしまうことにあります。

「与えるー与えられる」の構造では、塾生がいつの間にか授業を「受けさせられている」状態になっているのです。

本来ならば自分が望んで勉強をしに来ているはずなのに、

いつのまにか塾に行くのが嫌になり、勉強が嫌いになっている。

もちろん全員が全員そうではありませんでしたが、一定数そのような塾生が存在し、

当時の私はどうにかしたいと塾生のモチベーションの向上のために腐心していました。

能動的学習スタイルとの出会い

その悩みは、学習塾アフェッティの学習スタイルを知ったことで払拭されました。

セルフラーニングシステムにより、塾に来ても授業も解説も始まらないため、

塾生は自分から学習を始めざるをえません。

よって自ら学習を始める習慣が身につき、能動的に学習に臨むことができるようになります。

そしてわからない問題に直面した時、まずは自らの力を頼りにして解決に臨まざるをえません。

これにより、能動的に問題を解決する習慣が身につき、質の高い学びが得られます。

さらに、わからないところがある場合に行う「質問に行く」という行動から、人に力を借りる方法を知ることができます。

どれも授業ありきのスタイルでは身につかない力であり、どれもこれからの時代を生きる上で非常に大切な力です。

『価値ある学び』の手に入れ方

学力を与えること、進学先を与えることは、ある程度のリソースがあれば基本的に望んだ結果の実現は可能です。

しかし、リソースを投入することで「与えられた」学力や進学先は表面上の対処療法的なものに過ぎず、

これから80年生きる上での重要な要素にはなりえません。

高校大学卒業後、就職した後にもずっと役に立つ力はどれだけリソースを投入しても経験できません。

能動的に学習に取り組む姿勢を続け、『価値ある学び』を体験することで初めてその力を手に入れることが可能になります。

能動的に4時間講義を受けた結果

実は今回の期末対策テストでは、中3の歴史の授業を2日間で合計4時間くらいやりました。

なぜ授業をしたのか?

彼女たちが講義を受けることを自ら望み、僕の力を借りることを望んだからです。

僕はもちろん快諾し、テスト範囲の歴史の解説を全力でやりました。

彼女たちも全力で講義を受けてくれました。

そして4時間の講義にも関わらず、

この講義を聞いてくれた3人は少しも嫌がらず、楽しかったと言っていました。

きっと彼女たちが4時間歴史の授業を無理やり受けさせられていたら、

全く違った感想が聞けたでしょう。

 

大切なのはテストが終わった後

テストが終わった後、結果はもちろんのことプロセスを自ら振り返りし、反省し、価値ある学びを作り上げます。

テストの結果に一喜一憂して終わることなく、次の学びに向けて歩みを止めることはありません。

そして、テストを重ねるたびに、彼らはより質の高い学びを得られる人間へと進化します。

歩みを止めることなく、より価値のある学びをこれからも共に追求し続けましょう。