講師との対話の中で見出した自分の進路
純子先生:
お久しぶりです!講師の表純子です。OさんはY先生との個別指導が多かったのですよね。
Oさん:
お久しぶりです!
Y先生には本当にお世話になって、英語を教えてくれた以外にも、たくさんの話をしてくれました。
純子先生:
どんなお話しが印象に残っていますか?
Oさん:
たくさん話をしてくれたんですけど、小説のこと、私のこと、進路のこと、卒業後のこと…。私に親身になって考えて、提案してくれる先生でした。
純子先生:
たくさん相談に乗ってくれたんですね。進路のことも、最初は違う高校を志望していたと聞きました。
Oさん:
そうなんです。
最初は違う塾に通っていて、その時は周りが松山東高や松山南高校といった進学校を志望していたので、自分も松山北高校をなんとなく選んでいたんです。
でも、fatalitaに入って変わりました。
純子先生:
どんな風に変わったんですか?
Oさん:
天野先生や末田先生、Y先生と話す中で、やりたいことが見つかりました。
絵が好きで、デザイン関係の職業につきたいとはずっと思っていたんです。
そこでそれに直結する、砥部分校のデザイン科に決めました。
「自分で考える力」が身についた!

純子先生:
先生達とたくさんお話をされたのですね。
Oさん:
そうですね。
自分の意見を尊重してくれて、優しく親身になってくれたのが本当に嬉しかったです。
他の人には言えなかった事が話せました。
うまく言葉にできないときも、じっくり聞いてもらいました。
純子先生:
そんな対話の中で見つかったものや、fatalitaで得られたものがあれば教えてください。
Oさん:
やりたい事が見つかりました!
自分で決めること、自分で考える力が身につきました!
前の塾では、宿題をやって解くだけでしたけど、fatalitaでは先生が決めるのではなく課題や目標を自分で決めました。
純子先生:
素晴らしいです!
Oさん:
fatalitaは雰囲気が優しくて、自分で考えて課題ができるところが気に入っていました。
和やかで、勉強だけじゃなくてくじを引くイベントなどもあり良かったです。
純子先生:
それは本当に良かったです!!
砥部分校に入学して感じたこと

純子先生:
高校に入学して数週間経った今、どんな気持ちですか?
Oさん:
不安ですが、楽しみもあります。
周りと比べることもあります。みんなデザイン力や発想力がすごいんです。
純子先生:
すごい人たちが集まってる学校ですよね。居心地はどうですか?
Oさん:
居心地は良いです!
席が近い子に勇気を出して話しかけましたが、話題が合って楽しかったです。
砥部分校ならではの良さを感じています。
純子先生:
砥部分校についてもっと教えてもらえませんか?
Oさん:
想像以上に明るい学校でした。先生が面白くて個性的です!
美術科の先生が多いのですがたくさん絵を描いてくれます。
不安はあったけど、受験を楽しめた!
純子先生:
受験を振り返ってみての感想を聞かせてください。
大まかでも構いませんし、思いついたことは何でも話してください。
Oさん:
苦しくはなかったけど不安でした。
楽しかったこともあります。
話す事が好きなので面接は楽しみでした。
純子先生:
受験面接を楽しめるというのは並大抵のことではないと思いますよ!
Oさん:
fatalitaでも、学校でも、たくさん鍛えられたので面接は大丈夫でした。
特色入試で評価され、合格したのが嬉しかったです。
純子先生:
面接ではどんなことを話して、評価された風に感じましたか?
Oさん:
今までやってきたことを話しました。
テスト勉強前に、すごくがんばって、成績がアップしたことなどです!
純子先生:
よくがんばってこられたのですね。
高校生活では「嫌なことがあっても前に進みたい」

純子先生:
そうして努力して入った高校ですが、どんな高校生活にしたいですか?
Oさん:
楽しい高校生活にしたいです。
嫌な事があっても、卑屈にならず前に進んでいきたいです。
純子先生:
なるほど。嫌なことがあっても前に進みたい…生きる力においてとても大事な気概だと思います。私も毎日嫌なことありますしね。
Oさん:
え、毎日ですか?!
純子先生:
毎日ありますよ!
嫌なことがあっても、前に進むために私が大事にしていることがあって、それをお伝えしますね。
Oさん:
お願いします。
純子先生:
嫌な気持ちにフタをしないことです!
何でもかんでもポジティブに変換するのって難しくないですか?
Oさん:
確かに、難しいです。
でもフタをしないってどういう意味ですか?
純子先生:
嫌に感じたことを無理して良い方に捉えないことです。
例えば、先生の今日あったプチ嫌なことなんですけど、スマホのインスタグラムが嫌になったので、スマホをやめてテレビをつけたんですよ。
そしたら、テレビで「インスタグラム最高!!!」「みんないいねしようね☆」
みたいな番組やってて、すごい嫌な気持ちになったんですよ(笑)
Oさん:
(笑)!
そう言われると、プチ嫌なことは毎日あるかもです。
純子先生:
そうなんですよ。
スマホのインスタグラムが嫌になってテレビつけたのに、なんでまたインスタグラムのテレビなんだよって。
そこで嫌な気持ちにフタなんてできないんです。嫌なものは嫌ですもの。
例えばなんでもポジティブに変換しよう!って無理矢理に良い方に捉えて「インスタグラムが流行っていることを知れた」としても気分は全くスッキリしません。
Oさん:
確かに、何でもかんでもポジティブって難しいですね。
純子先生:
嫌なことは嫌なこと、良かったことは良かったこととして分けて受け止めます。
私は嫌なことを上回る良いことを探すようにしていますよ。
Oさん:
その考えはなかったです…!!
純子先生:
Oさんからは純粋で素直という強みを感じています。
その純粋さや素直さから得られる感情にフタをせず、Oさんらしく生きていってほしいと思っていますよ。
Oさん:
ありがとうございます!
純子先生:
嫌なことがあっても前に進むために、もう少しお話しさせてくださいね。
レジリエンスって言葉を聞いたことありますか?
Oさん:
ないです!レジリエンスってなんですか?
純子先生:
回復力とか、逆境から立ち直る力などと言われています。嫌な事があっても、それを見なかったことにしたり跳ね返したりして強く進むのではなく。
嫌な事があった事は素直に受け止めてそこからしなやかに立ち直るイメージです。
こんにゃくみたいに。
Oさん:
こんにゃく(笑)
なんとなくわかりました!!
人を大事にできる人生を歩みたい
純子先生:
高校を卒業したあと、どんな人生を送りたいですか?
Oさん:
うーん、ぱっと思いつかないです。
純子先生はどんな人生にしたいですか?
純子先生:
私はね、小さなことでも幸せを感じられる人生にしたいと思っていますよ。
今日は晴れたとか、息子が笑ったとか。
Oさん:
おお〜。私もそうしたいです!
あと、人を大事にできる人生にもしたいです!
純子先生:
おお!どうしてそう感じたのですか?
Oさん:
家族のありがたみをすごく感じていて。
そういったありがたみをちゃんと感じて、人を大事にしていきたいです。
純子先生:
ご家族のありがたみを感じているんですね。
Oさん:
はい!
毎日お弁当を作ってくれたりだとか、話を聞いてくれたりするのもすごいありがたいって思います。
お父さんから
「通学のバス乗ったか?」
ってLINEが毎日来るんですけど、今はお父さんって存在がいなかったらこういうやりとりもないんだなぁってありがたみを感じるようになれました。
純子先生:
素晴らしすぎます!!!
受験を振り返って得られたもの
純子先生:
それでは、受験を振り返ってみて、自分の中で変わったことや何か得たものを教えてください。
Oさん:対話に緊張がなくなりました。面接練習をたくさんしたので。あと、当たって砕けろの精神も!その気持ちで学校の近くの席の子にも話しかけられました。
純子先生:
Oさんはお話しが上手ですよね。
私もこのインタビューを通して感じていましたが、言葉のキャッチボールが上手なので、とても楽しいです!
Oさん:
ありがとうございます!
純子先生:
それでは最後に、後輩たちに一言メッセージをお願いします。
Oさん:
そうですね…。自分のことを大事にして、がんばってね!です!
純子先生:
ありがとうございました。素敵な高校生活になることを願っています!