「#不登校は不幸じゃないin愛媛」を開催しました!

こんにちは、松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です。

8月19日に「#不登校は不幸じゃないin愛媛」を実行委員長として実施してきました!

参加者・スタッフ合わせて総勢38名が参加するイベントになりました!

参加してくださった方々、スタッフの方々、支援してくださった方々、バスの運転手さん、

ありがとうございました!

#不登校は不幸じゃないとは?

このイベントは、不登校で悩んでいる子どもたちや、学校に行くのがつらい子どもたちに、

①居場所とつながりを作ること

②「不登校でも大丈夫」と安心してもらうこと

を目的として、開催することが決定されました。

9月1日は全国的に夏休み明けの日であり、同時に子どもの自殺が最も多い日でもあります。

その日の前に、学校に行けない子ども・学校に行くことがつらい子ども・その家族が

安心して話せる居場所・つながりを作り、

一人でも多くの命を救いたいと、元不登校児から起業した小幡和輝さん(和歌山市)が発起人となり、

「 #不登校は不幸じゃない 」を合言葉に全国100ヵ所で不登校の子・親が集い、

交流するイベントを企画しました。

詳しくはこちら

「型にはまらない自由さ」

今回のイベントで1番驚いたのが、参加した子どもたちの「型にはまらない自由さ」でした。

学校で大人に役割を与えれることに慣れている子どもは、

役割が与えられないと自分から動くことが難しいです。

しかし、彼らはカレー作りの際に役割を与えなくても、

野菜を切る人、薪を割る人、火をつける人と、

自分のできること、したいことを始めました。

何も言わなくてもここまでできるとは、完全に予想外でした!

彼らの型にはまらない自由さが、存分に発揮された時間でした。

また、4〜5人のグループに分かれて行った将来のことを考えるワークショップでは、

僕のグループは途中からワークシートそっちのけで恋愛トークで大盛り上がり!

始めは何度かワークシートの続きに戻るよう試みましたが、

途中でやめて、彼女らが話したいことを思う存分話してもらうことにしました。

そうすると、恋愛の話から、理想の男性の話、将来の結婚相手の話、

結婚した後の生活をどうするかなど、

結果的に将来の自分のことについて深く話を聞くことができました。

型にはめずとも、大枠だけ用意すれば、言いたいこと、話したいことを自由に話しながらでも

自然と目的とする話題に到達する彼女たちの自由さに驚いたのと同時に、頼もしく感じました。

(「結婚するなら年収が〇〇万円!」しっかりリアルを見てますね。)

 

そして何より、彼ら彼女らが型にはまらず自由に

生き生きと過ごせる場所を提供できたことに大きな喜びを感じました。

学習塾ファタリタと「不登校」

学習塾ファタリタ塾長としては、塾生が学校へ行っている、

行っていないは本当にどちらでもいいと思っています。

(強いていうのなら、心の平穏が保てる環境に身を置くのが正解だと思います。)

塾生が学校へ行こうが行くまいが、ファタリタがすることは変わりません。

ファタリタがするのは、塾生の「したいこと」を引き出し、その挑戦を後押しすることです。

学校へ行っていなくても、挑戦することはできます。

学校へ行っていなくても、学ぶことはできます。

学校へ行っていなくても、夢を叶えるために努力することはできます。

いずれファタリタの取り組みが、学校へ行く以外の選択肢の一つになり、

「型にはまらない自由さ」を伸ばす社会の実現に貢献できたらいいなと思います。