こんにちは、

松山市鷹子町にある

学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)

塾長の末田です!

不登校の定義について

不登校の定義についてご存知でしょうか?

「保健室登校は不登校になるの?」

「週2回くらいは行っているんだけど、これは不登校になるの?」

「別室登校はどうなるの?」

と皆さんの認識はバラバラだと思います。

文部科学省の定義

文部科学省では「不登校」を以下のように定義しています。

何らかの 心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、 

登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間 30日以上欠席した者のうち、

病気や経済的な理由による者を除いたもの」

つまり、病気や経済的な理由以外で1年間に30日以上欠席すると不登校と定義されるということです。

ちなみに保健室や別室に行くことは「出席」として扱われるため、

別室登校や保健室登校でも、年間30日未満の欠席でない限り、「不登校」と定義されません。

学べる環境が一番大切

個人的には、「保健室登校をしていて出席扱いだからOK」だとか

「不登校の定義に当てはまらないからOK」だとはあまり思いません。

一番大切なのは「子どもが十分に学べる環境があるか?」

という一点だと思っています。

自分の興味を追求できる環境にあるか、

自分のペースで納得のいく勉強や体験ができる環境にあるかなど、

子どもの学びが保障されているかどうかが最も大切です。

子どもが満足して学べる場所であれば、どこでもいいと思います。

長期的かつ広い視野で

 

我が子が「不登校」かどうかは気になるところだとは思いますが、

長期的な視点で、かつ広い視野で見れば案外どうでもいいことだったりします。

大切なのは子どもが「不登校」の定義に当てはまるかどうかではなく、

将来のための学びが蓄積されているか、です。

もし「不登校」の定義に苦しんでいるのなら、

長期的かつ広い視野で物事を考えてみることをお勧めします。