こんにちは、松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です。
先日、愛媛新聞記者の伊藤一紀さんがファタリタで塾生に話をしてくれました!
伊藤さんは、愛媛新聞でジュニアえひめ新聞の記事を担当しています。
先日塾長が主催したイベント「#不登校は不幸じゃないin愛媛」を取材してくれた記者さんです。
ファタリタのホームページを見て興味を持ち、見学に来たいと連絡してくれました。
せっかくなので愛媛新聞での仕事やこれまでのキャリアを塾生に話してほしいとお願いしたところ、
快諾してくださり、今回のまたとない交流の機会が実現しました!
親から言われて勉強ばかりの中学時代。
伊藤さんは中学時代、本当は外に遊びに行きたいんだけど、
親から勉強しろと言われ、遊びを犠牲にして勉強ばかりしていたそうです。
同級生が外で遊んでいるのを羨ましく思いながら勉強していたのが強く記憶に残っているそうです。
そして高校進学の際、新居浜高専に進学してロボットコンテストに出たかったのですが、
親が勧めるからという理由で新居浜高専ではなく、松山北高校に進学。
その後も進路は学力を基準にして大学を選び、卒業後、愛媛新聞に就職したそうです。
「もっと違った人生があったかも…」
中学時代、高校時代、なんとなく親の勧めと偏差値で進路を決めたけど、
高校と大学で学ぶ内容は、自分の趣味嗜好とは違っていました。
大学で専攻した法律の勉強よりも哲学の方が好きになり、
就職した今でもプログラミングやシステムへの興味があるそうです。
中学時代、高校時代に自分の興味や関心で進路を決めていたら
もっと違った人生があったかもしれず、そのことを後悔していると語ってくれました。
そして塾生たちへ、
人の勧めより、自分の興味や関心によって進路を決めた方がいい。 |
とアドバイスをくれました。
自分の興味や関心に基づいた進路選びを一人でするのは難しいので、
周りのサポートがあるともっといいとのことでした。
本当はしたいことを押し殺して勉強し、進路を選択した伊藤さん。
今の仕事にはやりがいを感じているが、本当にやりたいことを貫いたら
違った人生もあったのではないかと思うことがあるそうです。
塾生の感想
塾生Sくん
「昔の話とか、新聞記者になるまでの進路の話を聞いて、参考にしたいなと思いました。」
伊藤さんの話を聞いて、自分の興味のあることってなんだろう、好きなことってなんだろう
と改めて自分と向き合うことの大切さを実感した様子でした。
社会との接点を持つことで、視野が広がる
塾生たちにとって家族や先生以外の人の話を聞くのは新鮮なようで、
伊藤さんとの会話を楽しみ、いつになく自分の生き方を真剣に考えていました。
家と学校を往復する毎日の中では社会との接点がほとんどなく、
子どもたちの見えている世界は狭いです。
今回のように、普段会う機会のない大人と話し、
いろんな考え方や生き方を知ることで、彼らの視野は大きく広がります。
視野が広がると、これまで見えていなかった世界が見えるようになり、
「こんな生き方をするためには何をしたらいいのだろう?」
「これから私はどんな風に行きたいのだろう?考えてみよう。」
と自分自身の生き方について真剣に考えるようになります。
社会との接点が、子どもたちの視野を広げ、生き方を考えるきっかけを与えてくれます。
伊藤さん、ありがとうございました!
またいつでも遊びに来てください!