こんにちは、松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です!

不登校Q&A

今回も「不登校Q&A」と題して、不登校に関する質問に答えていきたいと思います。

今回は「フリースクールって出席扱いになるのですか?」

という質問に対して答えていきます。

 Q 愛媛県では、フリースクールに通えば出席扱いになりますか?

A フリースクールに通っても、学校に通ったことにはなりません。

あくまでも民間の施設という認識なので、フリースクールに通えば無条件で出席扱いになる、

という訳ではありません。

一方で、在籍している学校長の判断で、

フリースクールに通えば出席扱いとして認められる場合もあります。

これまでのフリースクールと学校との関係

これまでの不登校対策は、

子どもたちが「学校に復帰すること」を前提として実施されていました。

「適応指導教室」などの対策には、

子どもが学校に戻ることを強制している」といった意見もあります。

学校に戻したい側と、学校以外での学びを提供したい両者の意見の違いによって、

教育行政と民間のフリースクールは対立関係にあり、

お互いを知ろうとしないまま、警戒し合っている状態でした。

 

学校によって対応は異なりますが、保護者が学校や教育委員会に相談しても、

フリースクールや不登校の親の会などがの紹介すらない、というのが現状です。

教育機会確保法

しかし、平成28年に

義務教育の段階における普通教育に相当する教育の機会の確保等に関する法律

ができました。

この法律によると

五  国、地方公共団体、教育機会の確保等に関する活動を行う民間の団体その他の関係者の

相互の密接な連携の下に行われるようにすること。

とあります。

これは「民間のフリースクールとも連携を取るように」という文部科学省からのお達しです。

これからは徐々にフリースクールとの連携を取る動きが出てくるのではないかと予測されます。

まとめ

ただフリースクールに通うだけでは出席扱いにはなりません。

学校長の判断によりますが、法律ができ、国からの後押しがあるため、

今後、出席扱いについては前向きに検討されるようになるのではないかと思います。

ラインでの相談受付中!

勉強のこと、進路のこと、不登校のこと、フリースクールのこと、塾のこと、不登校のこと、

塾長に相談したい方はこちらからお気軽にご相談ください!

 

友だち追加

塾長直通のラインでの相談は無料です!

まずはラインで相談ください