合格したけれど。友達想いのK.Sくんだからこそ抱く複雑な気持ち

–純子先生:合格おめでとうございます!率直な気持ちを聞かせてください。

–Kくん:心配は飛んでいきました。でも、一緒に受けた友達は落ちてしまいました。みんなで一緒に受かりたかったです。

–純子先生:Kくんの「みんなで受かりたかった」という気持ちはきっと友達に伝わっていると思いますよ。メッセージが書けるお菓子とか、渡してみるのはどうかな?

–Kくん:ありがとうございます。いいと思います。

–純子先生:合格後、ご家族との過ごし方に変わりはありましたか?

–Kくん:合格する前は「塾に行きなさい」と言われるのがストレスで、イライラしてしょうがなかったんです。

口も聞かんなった時もあります。でも、受かったと言ったら泣いていました。それが1番印象的でした。

ガラッと変わった生活リズム。対応できた秘訣

–純子先生:イライラする中でも、がんばって塾にきていたんですね。

–Kくん:塾は楽しいので、塾に来ると自然と気持ちが切り替わるので。

–純子先生:どんなところが楽しいですか?

–Kくん:友達がきてくれたので。僕が来る時に合わせてきてくれたので、一緒に教え合いなどをするのが楽しかったです。

その友達も、一緒の高校の同じ学科を一般入試で受けるんです。わからんかったところができるようになるのも楽しかったです。

–純子先生:ファタリタに入る前、どんなイメージを持っていましたか?

–Kくん:ここが塾だと知らなかったので、少し不安はありました。友達が勉強が伸びたと言っていたので、一度行ってみることにしました。

–純子先生:実際に入塾してみて、ファタリタはどんな塾だと思いますか?

–Kくん:不安はなくなりました。自由なところがとても良いです。固定授業制じゃない、いい意味で自由、何時からきてもいい、自分で決められるのがすごく良い塾だと思います。

–純子先生:自分で決めて取り組める自由なところが良かったのですね。そんなファタリタに入る前と入った後で、変わったことを教えてください。

–Kくん中1から勉強の仕方がわからなかったので、それがわかるようになったのが大きいです。

純子先生が、ワークをおすすめしてくれたじゃないですか。ゴールが見えたし、単語テストも丸つけてくれたり、こうやって勉強するんだというのが学べたのも大きかったです。

あと勉強に向き合う時間が圧倒的に増えたので、集中する時間も増えて、勉強効率が上がったのが良かったです。

–純子先生:英語がどんどんレベルアップしたのは間近でみてきたのですが、他の教科はどう感じましたか?

–Kくん:数学は巻き返せたし、点数も上がってきました。苦手な社会も上がりました。覚える系のが、特に伸びたと思います。

勉強の仕方がわかったのもあるし、先生たちが一緒にやり方を考えてくれるのも良かった。

個性豊かなファタリタ講師陣について聞いてみた

ファタリタ講師陣

–純子先生:どんな先生のどんなところが良かったか印象的なところを教えてください

–Kくん:天野先生が、自分のできる範囲で一緒に決めてくれるのが良かったです。

純子先生はめちゃくちゃ優しくて、人のためにここまでできるのかとびっくりしました。そんな人ってなかなかいないじゃないですか。ここまでしてくれたら、自分もがんばろうって思えるので。

–純子先生:光栄です。 Kくんが自分のできることを一生懸命やってきてくれるから、私もがんばろう、できることは全てやってあげようというふうに思えました。

–Kくん:ありがとうございます。

–純子先生:他の先生の印象も教えてもらえますか?

Kくん:瀬野先生は、優しい。ファタリタの先生は全員優しいです。瀬野先生はアニメの話とかよく聞こえてきて、会話しやすそうだなって思いました。

–純子先生:塾長の印象はどんな感じですか?

Kくん:爽やかだな〜、変わってるな〜って思いました。初めて塾に来た時、親と自分のいいところを3つ書いてくださいって言われて、そんな方法があるのかと。あと気配りもすごいなって思います。

「良い人」っていいこと?少し考えてみる

–純子先生:親御さんの良いところは何を書いたんですか?

–Kくん:味方してくれるところなどです。1番話すのはお母さんです。お母さんは常識人で、頭良いし、色んなことを経験してきたみたいなので。

–純子先生:前、良い人であろうとすることの良い点と悪い点をあげるというお題で作文を出したのを覚えていますか?

–Kくん:はい覚えてます。

–純子先生:多分Kくんは、良い人であろうとしてるし、常識から外れることを怖がっている。合ってる?

–Kくん:合ってます。

–純子先生:それ自体はとても良いし、実際良い人であろうとするマイナス面をKくんから感じたことはないです。

–Kくん:良かったです。

–純子先生:ただ、良い人であろうとしすぎると、自分が辛くなる時があります。自分の中でバランスをとりながら過ごしてほしいです。バランスというと難しいけど、私は「相手に見返りを求めること」をNG ラインにしています。

良い人は、相手を許せない傾向になることがあります。だって、自分がやってるから。例えば自分はちゃんとやってるのに感謝の言葉がなかった!なんで自分はこれだけやったのにあの人は何も返してくれないんだ!と見返りを求めると、自分自身が辛くなる時があります。

–Kくん:そうなんですね。

–純子先生:Kくんは、授業中ガムを噛みながら受けている生徒がいたらどう思いますか?

–Kくん:周りに迷惑かけないならまぁ…。でも、ガムの音がうるさかったり、汚したりすると、許せないです。

–純子先生:ですよね。人を許すって難しくて、例えば犯罪者とか許せないと思うのは自然なことだと思いますし、Kくんのその気持ちは自然なことです。

ただ、積み重なっていくと、些細なことでも許せなくなることがある。それは結果的に自分が辛くなることがあるんです。

–Kくん:わかりました。

たくさん助けられた「天野先生」

頼れる天野先生

–純子先生:話は戻りますが、天野先生の印象をもう少し教えてください。

–Kくん:見た目イケメン!って思いました笑

–純子先生:見た目!中身はどうでした?笑

–Kくん:何者なんだって思いました。こんな生徒の数多いのに全部把握してて。それに、聞いたことに全て答えが返ってくるのがすごいなって。

人のためになりたい、って心から思ってて、本気で行動に移してる人です。

–純子先生:ほんとすごいですよね。ファタリタの講師陣は、心から人のためって思って働いてる人ばかりです。塾長も誇りに思ってるって言ってくれるんですよ。正直お金のために働いてるっていうより、皆がやりたいからやってるっていう感じです。

–Kくん:みんな優しいです。

ファタリタのオンライン授業、不安はなかった

オンラインの様子(例)

–純子先生:個別指導はオンラインでしたが、不安はありましたか?

–Kくん:不安はなかったです。天野先生のサポートもすごいし、ワークを決めてゴールに向けてスムーズに取り組めたので。

–純子先生:オンラインの不便さを教えてもらえませんか?

–Kくん:あんまりありませんでした。便利なところは、Googleで調べたり図表をすぐに見れたりするのが良かったです。

–純子先生:グループLINEを利用して連絡はどうでしたか?

–Kくん:良かったです。時間変更も簡単にできたし、宿題も純子先生がまとめて送ってくれたし、おすすめのサイトやYouTubeを送ってくれたのも良かったです。

–純子先生:そうやって苦手な英語に取り組んでみて、どうでしたか?

–Kくんわかるようになりました。苦手がなくなりました。

–純子先生:これから高校の勉強や長文などの壁に当たり、苦手を感じることもあるかもしれませんが、今までやってきたことを信じてくださいね。

–Kくん:わかりました。

掴み取った特色選抜合格、得たもの

–純子先生:特色選抜のための授業についての感想を教えてください。

–Kくん:不安なところが授業で対策できたのが良かったです。面接とかも練習できたし。強いていうならですけど、もう1回授業時間がほしかったです。

–純子先生:受験を振り返ってみて、自分の中で変わったことや何か得たものはどんなことですか?

–Kくん:勉強の仕方がわかったのもありますが、作文の練習もたくさんやったので、国語力が上がりました。文章力なども。

前は「楽しかった」とか簡単なことしか書けなかったけど、他にもいろんな表現で書けるようになって。

–純子先生:作文も見させてもらいましたが、起承転結、論理がしっかり成り立っていて、よかったですよ。

–Kくん:ありがとうございます。松工に受かったし、高校生活に憧れもあります。やっといけるんだと。

でもこれがゴールじゃなくてスタートだと思うんです。高校生になるとできることも増えるし。

–純子先生:まさにそうやと思いますよ。スタートですね。

後輩たちにメッセージ!

–純子先生:それではインタビューも終盤です。ファタリタに入りたいなと思ってる人へメッセージをお願いします。

–Kくん:色んな塾と違って、自由にできる塾です!自分で何もかも決められるので。とらわれない、決められた線路を歩まない、自分で自分の道を歩める塾だと思う。

良い塾!笑

–純子先生:ありがとうございます!