こんにちは、
松山市鷹子町にある
学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)
塾長の末田です!
高卒認定試験を受ける塾生Rくんの物語
今回は、高校を中退後、ファタリタに通いながらこの夏に実施される
高校卒業認定試験の合格に向けて勉強をするRくんに、
当時の気持ちと今の気持ちをインタビューしてみました。
自分は悪の道を進んでいると思っていた
──学校に行ってないときはどんな気持ちだった?
塾生Rくん:学校に行ってないときは「学校に行くのが正しい」と思い込んでいました。
だから自分は悪の道を進んでいる悪役だと思っていました。
──学校に行けない自分を責めた?
Rくん:はい、学校に行けない自分を責めて苦しんでいました。
ずっと学校にいけない時期があって、
自分の身体なのに思い通りにならないことに苦しんでいました。
動いてみないと変わらないと思った
──ファタリタに来たきっかけは?
Rくん:親に勧められて来ました。
動いてみないと変わらないし、
何もしないよりはましだと思ったので行きました。
──ファタリタに来る前はどう思ってた?
Rくん:「どうせ他の塾と同じだろう」と思っていました。
それまでは高い月謝をとってテキトーな授業をするのが塾だと思っていたので、
あまり期待していませんでした。
進路の選択肢が増えて、気持ちが楽になった
──実際来てみてどうだった?
Rくん:塾長の話を聞いて、いろんな選択肢があるんだとわかりました。
同時に、これまで狭い世界で生きてきたんだな、とも思いました。
学歴があれば就職に有利で、学歴がなければ就職できないと思い込んでいました。
進路の選択肢が増えて、気持ちが楽になりました。
──その後は?
Rくん:高校二年生が終わるまではひとまず週に2〜3回別室登校をし、
二年生の課程を修了しました。
その後学校は中退して、今は高卒認定試験に向けて勉強しています。
周りの大人が考えを認めてくれた
──どうして頑張れたのでしょう?
Rくん:周りの大人が自分の考えを認めて受け入れてくれたからだと思います。
高校の先生に学校辞めることを伝える時には怒られると思っていたのですが、
僕の選択を前向きに考えてくれ、応援してくれました。
母への感謝
──親の関わりで一番嬉しかったことは?
Rくん:学校に行けないときも、母親が責めずに受け止めてくれました。
「行けんかったんか、まあ、しゃあないな。」
と責めたり怒ったりせず、僕のことを受け止めてくれたことを感謝しています。
高卒認定試験合格へ向けて
──これから頑張ろうと思っていることは?
Rくん:自分の目標はちゃんと達成できるようにしたいと思っています。
目標を達成した後も新しい目標を立てていこうと思っています。
──今の目標は?
Rくん:高卒認定試験の合格です。
その後バイトを始めてお金を貯めて、
2020年4月からプログラミング教室に通おうと思っています。
じっとしているよりも何かを始めた方がいい
──今、同じ悩みを抱えている中高生がたくさんいます。彼らに何かメッセージをお願いします。
Rくん:迷っているなら、じっとしているよりも何か始めた方がいいと思います。
実際に辞めるまでは本当に辛かったけど、
辞めた後は気楽になった。
周りの協力も必要だとは思うけど、
周りの意思に流されずに自分の意思を貫き通すのが大事だと思います。
──ご協力ありがとう!。
Rくん:ありがとうございました!
塾長から
高卒認定試験に向けて週4回塾に来て勉強を頑張っているRくん。
とっても真面目で頑張り屋さんが故に、
学校に行けない自分を激しく責めて、苦しんでいたのだと思います。
苦しい中で、一歩を踏み出す決断をしたその強さが、
今後Rくんの大きな武器になると確信しています。
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