こんにちは、

松山市鷹子町にある

学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)

塾長の末田です!

ことりくんの体験談

前回のRくんのインタビュー記事を読んで、

自身も高卒認定試験に3回挑戦し、見事合格した

エルート生徒の「ことりくん(ニックネーム)」が

感想と自身の体験を語ってくれました!

羨ましいなと思った

──読んでみてどう思った?

ことり:ファタリタみたいなところに行けて羨ましいと思いました。

そういうところがあるのを知らなかったので。

 

──そういう場所を探していた?

ことり:いや、当時あったとしても通ってなかったと思います。

全部一人でやる気でした。

僕的には、不登校の人や病んでいる人と同じくくりにされるのが嫌だったんです。

当時の僕には、学校に行ってない人たちが弱々しく見えていました。

もちろん今はそんな風には思いませんが、

僕は彼らとは違う、だから誰にも頼らず一人でやるんだ、と決めました。

 

──それはどうして?

ことり:小中学校の時、運動も人間関係もそこそこ上手くやれていました。

その時の自分と、学校に行けてない自分とのギャップがあって、

そのギャップを受け入れられていなかったんです。

「俺はまだやれる!」というプライドに支えられて一人で頑張ってました。

合格後、時間が動き出す

──高卒認定試験を合格した時、どんな気持ちだった?

ことり:それなりに嬉しかったです。

数学を2回落として、3回目でようやく受かった時には涙が出ました。

数学を2回落としたけど、心が折れなかったのが大きかったと思います。

 

合格してから時間が動き出した感じがして、すごく焦りました。

これからどうしようかと思いました。

──なるほど。合格後は何をしたの?

ことり:流石に大学に行くレベルになると

一人で勉強するのは難しいと思ったので、

勉強できるところを探していたところ、

アフェッティを紹介されました。

今はエルートで大学受験に向けて勉強をしています。

学校に行かないことで自分を責めた

──記事を読んで、Rくんと境遇が同じだったところはありますか?

ことり:僕も学校に行っていないとき、

学校に行かないことで自分を責めていました。

身内にも怒られるし、死にたいとも思い、毎日泣いていました。

 

──どうして自分を責めていたの?

ことり:学校辞めて、親に迷惑かけていることが嫌でした。

学校を辞める前、学校に行ってない時期があったのですが、

その時期からそう思っていました。

前へ向いて進むしかないと思った

──なるほど。どうやって気持ちを切り替えたの?

ことり:学校を辞めるのは嫌だったけど、

終わったことは変えられない、前へ向いて進むしかないと思って切り替えました。

いくらでもやり直せるって思って、高卒認定試験を受けることにしました。

高校での挑戦は失敗だけど、他の場所でやり直せるって思って挑戦することにしました。

 

──すごいね。どうして「やり直せる」って思えたの?

ことり:自分はこれまでたくさん失敗してきた分、ある程度成功もしてきました。

失敗と成功の繰り返しを経験することで、

失敗を別の形で乗り越えて、成功を積み重ねることができました。

それが「失敗してもやり直せる」と思って前に進む自信になりました。

 

──なるほどね。失敗もあったけど、成功が挑戦する勇気をくれたんだね。

ことり:そうです。

失敗してきたから、それなりに人の気持ちはわかるようになりました。

もちろん成功ばかりの方がいいに決まっているけど、

僕は失敗もたくさんしてきたので、失敗して落ち込む人の気持ちもわかります。

人の気持ちって、そういう経験をした自分にしかわからないことだと思います。

どのタイミングでもやり直せる

──最後に、学校に行けないことで自分を責めて苦しんでいる人に向けてメッセージをお願いします。

ことり:僕は、学校行けるなら行った方がいいと思います。

学校に行かないと、あとが大変です。

実際、僕はとても苦労しました。

 

でも行けるなら行った方がいいけど、

ちょっとレールが外れてもまた戻ればいいだけなので、

そこまで深刻に考えなくても大丈夫です。

どのタイミングでもやり直せます。

 

塾長から

ちょっと記事の感想聞いてみよ〜って思って記事を見せたら、

ことりくんの思いがどんどん溢れてきて、

インビュー記事がもう一つ完成しました笑

 

「学校に行かないのは大変」という言葉に、

ことりくんが体験した「リアル」の重みを感じました。

体験した人にしか語れない重みだと思います。

 

それでも「どのタイミングでもやり直せる」という言葉に救われます。

僕も、本当にその通りだと思います。

ちょっとレールから外れても、自分を責めないで欲しいと思います。

 

今回ことりくんの話を聞いて、

自分を責めて苦しむ子どもを一人でも減らすのが、

僕の使命なのだと改めて思うことができました。

協力ありがとう!

ラインでの相談受付中!

勉強のこと、進路のこと、不登校のこと、フリースクールのこと、塾のこと、

塾長に相談したい方はこちらからお気軽にご相談ください!

友だち追加

塾長直通のラインでの相談は無料です!

まずはラインで相談ください