講師成長プログラム第二弾!本を読もう!

こんにちは!

松山市鷹子町にある学習塾ファタリタ(旧:学習塾アフェッティ久米教室)塾長の末田です!

今回は講師成長プログラム第二弾、「たくさん本を読んで成長しよう!」です!

たくさん本を読んで欲しい

人に教える立場として、

本をたくさん読んで欲しいと思っています。

もちろん実践・行動が一番大切ですが、

僕自身本から学ぶこともたくさんありました。

本はこれまでの著者の一生分の価値観が詰まった、とても学びの深いものです。

1人の人間の一生を2〜3時間で追体験できる、とても価値のあるものだと考えています。

たくさんの本を読んで、いろんな価値観や考え方に触れ、

自分の考えをアップデートして欲しい。

そして、アップデートした考え方や価値観をファタリタ塾生に還元して欲しいです。

本を読むと、最大1000円分の図書カードキャッシュバック!

「本をたくさん読みたいけどお金が…」という講師のために、

『本を読んで書評を書けば、500円分の図書カードをキャッシュバックする』という制度を設けます!

本を読むことで知識が増え、書評を書くことで

ライティング能力もアップという一石二鳥のシステムです!

講師の書いた書評はファタリタのブログで一般公開します!

さらに、塾長推薦図書を読むとさらに500円分の図書カードをキャッシュバックします!

最初にお手本がないと書きづらいとのことだったので、

今回は塾長自らお手本の書評を書きます!

「藤原先生、これからの働き方について教えてください」

タイトル「藤原先生、これからの働き方について教えてください

著者:藤原和博

出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン (2015/12/25)

本の紹介

著者の藤原和博さんはリクルート出身で、

義務教育で初めて民間人で公立中学校の校長先生になった人です。

公立中学校長時代に「よのなか科」という

社会とつながった、生きた学びを提供するスタイルの授業を実施し、

一躍有名になりました。

他にもリクルート流のマネジメント手法を取り入れ、

これまで閉鎖的だった義務教育に新たな風を吹かせました。

 

そしてこの本では「スーパー営業マン」「校長先生」など

様々なキャリアを積んできた著者ならではの

「これからの生きる力」を育むためのノウハウが詰まった、

キャリア教育に興味がある人は必見の一冊です。

選んだ理由

この本を選んだ理由は、藤原和博さんの考え方について知って欲しいと思ったからです。

僕は学生時代に藤原さんの本を読み、

『この時代に合った的確な教育を実施すること』の大切さを学びました。

伝統に従って過去と同じことをしていてはダメで、

かといってただ単に新しいことをすれば良いというわけでもない。

今がどんな社会で、これからの時代を生き抜くにはどんな力が必要なのか?

まずはそれを考えることが教育の出発点だ、ということを、藤原さんは気づかせてくれます。

あなたの仕事を測るのは「年収」ではなく「時給」です。

ここからは個人的なこの本のハイライトを3つ紹介します。

1つ目は「仕事を測るのは『年収』ではなく『時給』である」という考え方です。

「効率的に働いて自由な時間が持ちたい」「趣味や家族と過ごす時間も大切だ」

と思っている人が意識すべきは、年収ではなく時給です。

いくら年収が高くても、仕事時間が長ければ時間あたりの仕事の価値は低下し、

効率よく仕事をして自分の時間を自由に使うことはできません。

これからの時代は、1時間あたりの仕事の価値を高めていくことを意識しないといけません。

1時間あたりの仕事の価値はどうやって決まるの?

2つ目は時給の価値の決まり方です。

1時間あたりの仕事の価値はどうやって決まるのか?

それは仕事の「希少性」で決まります。

誰でもできる仕事は希少性が低いので、時給も低くなります。

逆に医者や弁護士、東大専門の家庭教師などは希少性が高いので時給が1〜3万円くらいになります。

時給を高めるにはただ漫然と働いているだけではダメで、希少性を高めていく必要があるということです。

3つのキャリアの掛け算で100万分の1のレアさ(希少性)を実現する

最後は100万分の1のレアさを実現する方法についてです。

一つの分野でオリンピック選手クラスである100万分の1を目指すのは非常に大変です。

なので、3つのキャリアで100分の1を目指し、

「100×100×100=100万」を目指そうと著者の藤原さんは提唱します。

著者は20代で「営業とプレゼン」で100人に1人になり、

30代で「リクルート流マネジメント」で100人に1人になり、

40代で「校長先生」で100人に1人になり、結果として100万人に一人の存在になりました。

100万人に一人の存在になることで時給が10万円クラスになり、

たくさん働いてたくさん稼ぐもよし、最低限だけ働いて残りの時間を自由に使うのもよし、

という自由な働き方を実現させることができます。

感想

21世紀は、たった一つの正解がない時代です。

自分の頭で考え、自分の体で体験して、自分だけの答えを導き出す力が必要です。

時代背景を踏まえ、これからの時代に必要な力について、

そしてその力をどうやって鍛えれば良いのか、

具体的にレクチャーしてくれるキャリア教育の入門書と言える一冊です。

 

全体の構成、随所に使われる図表など、とにかくわかりやすく、親切です。

教育を志す人には是非とも読んで欲しい!

ぜひオススメしたくなる一冊だというのが全体の感想です。

これからどうするか

まずは2つ目の領域で100人に一人を目指そうと思います。

「塾の経営者」として2年を迎えたので、最低でも5年はキャリアを積みます。

最低でも5年は続けられる塾経営を目指して、塾生一人一人と向き合うことを徹底します。

 

そして2つ目のキャリアとして「不登校支援」を続け、100人に一人の存在になろうと思います。

 

月に一回の「不登校は不幸じゃないin愛媛」のイベントをこれからも定期的に開催し続けることを目標にします。

書評の流れ

ということで、書評の流れとしては

本の紹介

選んだ理由

ハイライト3つ

感想

これからどうするか

の流れで書くのがよいかなと思います!

読書感想文にも応用できそうです!

ガンガン本を読んでくださいね〜!