「甘えさせる」と「甘やかす」の違いとは

こんにちは、

松山市鷹子町にある

学習塾ファタリタ（旧：学習塾アフェッティ久米教室）

塾長の末田です！

甘やかすということ 

甘やかすことと甘えさせることは全然別です。

甘えさせることは子どもが１０代になっても大切です。

まだ経済的にも立場的にも弱い彼らが社会に出ていくために、

甘えられる存在は必要不可欠です。

甘えて、安心できる人がいるからこそ目標に向かって行動できるのです。

甘やかすのはよくない

しかし甘やかすのはほとんどいいことはありません。

強いて言えば甘やかせている間は口をきいてくれる可能性がある、くらいです。

むしろ甘やかすことで子どもの成長に悪影響を与える可能性の方が高い。

では、甘えさせることとの違いは何でしょうか？

それは、甘えさえることは「子どもの心を満たしてあげること」で、

甘やかすことは「子どもの欲を満たしてあげること」という点で異なります。

甘えさせることとは

「話を聞いてほしい」「嫌なことがあったから慰めてほしい」「何も言わずに抱きしめてほしい」

という子どもには目一杯甘えさせてあげてください。

こういうことを言う時、子どもの心は疲れているか、弱っている状態です。

心の充足を求めている時には、

「話を聞く」「共感する」「慰める」「抱きしめる」などして、

しっかり甘えさせてあげてください。

甘やかすこととは

「スマホを買ってほしい」「ゲームを買ってほしい」「遊びにいくからお金をくれ」

と言う場合に「子どもが喜ぶから」といって何でも買ってあげるのは

甘やかしていると言えると思います。

甘やかすことの弊害

もちろん誕生日やお祝い事、約束事で買ってあげるのはいいと思います。

しかし、何の条件もなく買い与えると

「命令すれば何でも言うことが実現するんだ」

と思うようになってしまう可能性があります。

努力しなくても物が手に入るなら努力しない、

と無気力な子どもに育つ可能性もあります。

ファタリタは甘させるけど、甘やかしはしない

ファタリタでは子どもが甘えさせてほしいと言う時には、

子どもが満足するまで話に耳を傾けます。

しかし、甘やかしはしません。

これからどうするか、どうしたらいいのか、最後は子どもに決めてもらいます。

時間はかかるし、子どもにとっては過酷かもしれませんが、

これを繰り返すことで、子どもたちは自分の足で立って

社会に出ていくことができるようになります。

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